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『北海道の出生率1.00で過去最低 全国2番目の低さ 出生数も最少』ほか【ピックアップTommy6月8日号】
えぞ財団
2026年6月8日
こんにちは!えぞ財団発起人の富山です。 全国では関東地方も梅雨入りで本格的にジメジメ季節に入りましたが、北海道も雨で湿度も上がってきましたね。えぞ梅雨と言われて久しいですが、高温多湿の北上は北海道にもジワジワ来てますね。 それではどうぞ!
目次
- 【北海道ニュース】北海道の出生率1.00で過去最低 全国2番目の低さ 出生数も最少
- 【北海道ニュース】5月の北海道内景気判断 9カ月連続据え置き 日銀札幌支店
- 【北海道ニュース】積丹ブルー蒸溜所 コンペで受賞 ジン部門 地元植物の活用評価
- 【北海道ニュース】厚岸のウイスキー、アジア最大級の蒸留酒コンペで三冠
- 【北海道ニュース】タクシー乗務員に商工会議所職員 恵庭で副業解禁、7月にも誕生へ 担い手確保の妙手となるか
- 【北海道ニュース】スルメイカ「ゼロ」に諦め 函館の鮮魚店、飲食店 出漁見送る漁業者も
- 【北海道ニュース】サーモン養殖、事業化に弾み 岩内港で水揚げ始まる 8月にも陸上施設完成
- 【北海道ニュース】耐圧・防水樹脂「ジェラフィン」 海中探査・宇宙にも商機 エスイーシー・シープレックス 機器の電源・電子基板 保護
- 【北海道ニュース】旭川のオープンファクトリー 家具産地発信の原動力に 食や木材、観光もPR
【北海道ニュース】北海道の出生率1.00で過去最低 全国2番目の低さ 出生数も最少
【要約】
- ・出生数・出生率ともに過去最低
2025年の北海道の出生数は2万1802人で過去最少。合計特殊出生率も1.00と過去最低を更新し、東京都(0.96)に次いで全国2番目の低さとなった。 - ・少子化が継続的に進行
道内の出生数は前年比856人減、合計特殊出生率は0.01ポイント低下。出生率の低下は8年連続で、全国でも出生数67万1236人、出生率1.14といずれも過去最低を更新した。 - ・婚姻数は増加も影響は限定的
道内の婚姻数は1万7706組で前年比88組増となり、全国・北海道ともに2年連続で増加。一方で出生数の減少には歯止めがかかっておらず、少子高齢化の深刻化が続いている。
【コメント】
ついに北海道の出生率が1.00まで低下し、東京都に次ぐ全国ワースト水準となりました。地方ではワーストという事ですね。先週、人口動態の統計記事も出ましたが人口減少はもはや地方だけの問題ではなく、札幌ですら人口減少局面に入っています。出生率を可逆的にするには子育て支援だけでなく相当な施策と時間が必要ですね。
【北海道ニュース】5月の北海道内景気判断 9カ月連続据え置き 日銀札幌支店
【要約】
- ・景気判断は9カ月連続で据え置き
日銀札幌支店は5月の道内景気について、「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに持ち直している」との判断を維持。2025年9月以降、9カ月連続で同じ評価となった。 - ・輸出判断を引き下げ
中東向け輸送機械関連の輸出減少を受け、輸出の判断を「緩やかに増加」から「横ばい圏内の動き」に下方修正。一方、設備投資や個人消費など他の主要項目は据え置かれた。 - ・中東情勢の影響を注視
中東情勢の緊迫化により、輸出減速や建設資材価格の上昇が徐々に広がっている。ただ現時点で景気全体の停滞は見られず、日銀は今後の供給制約やコスト上昇の影響拡大を警戒している。
【コメント】
景気判断は9カ月連続で据え置きですが、実態は決して楽観できませんね。観光や設備投資が下支えする一方で、中東情勢による資材高や輸出減速の影響がじわじわ広がっています。北海道経済は今、半導体やGXなど成長分野への期待と、物価高・人手不足という逆風が同時に存在する状態。
【北海道ニュース】積丹ブルー蒸溜所 コンペで受賞 ジン部門 地元植物の活用評価
【要約】
- ・積丹ブルー蒸溜所が全国最高評価
積丹スピリットの積丹ブルー蒸溜所が、TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)2026で「ジャパニーズ・クラフトジン部門 ベスト・ディスティラリー賞」を受賞。1年間で最も活躍した蒸溜所に贈られる賞を獲得した。 - ・地元植物を活用した独自性が評価
自社畑で有機栽培する約80種類の植物を活用した酒造りが高く評価された。蒸溜所では地元の植物を加えて再蒸留し、「火の帆」シリーズなどのクラフトジンを製造している。 - ・積丹ブランド発信への追い風
2020年の操業開始から積み重ねてきた取り組みが全国的に認められた形。運営会社は「過疎の町から日本一の蒸溜所として誇りを持って経営していく」としており、積丹の知名度向上や観光振興への波及も期待される。
【北海道ニュース】厚岸のウイスキー、アジア最大級の蒸留酒コンペで三冠
【要約】
- ・厚岸ウイスキーがアジア最大級コンペで三冠
堅展実業厚岸蒸溜所の「厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー 花ぐはしカリンパニ」が、TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)2026で「最高金賞」「ジャパングランプリ」「ベストカテゴリー賞」の三冠を獲得した。 - ・桜餅を思わせる香りが高評価
シェリー樽原酒にミズナラ樽や桜樽の原酒をブレンドした商品で、桜餅のような香りが特徴。2024年11月の発売後、その品質が高く評価された。 - ・デザイン賞も受賞
「厚岸ブレンデッドウイスキー 牡蠣の子守唄 Launched 2025」はベストデザイン賞を受賞。カキとウイスキーが同じ潮騒の中で熟成する世界観を表現したラベルが評価され、厚岸ブランドの発信力向上にもつながっている。
【コメント】
積丹のジン、厚岸ウイスキーと相次いで世界レベルの評価を獲得。北海道のお酒が次々と存在感を高めていますね。面白いのは、どちらも単なる酒づくりではなく、その土地の自然や文化、物語を商品にしていること。ワイン、ウイスキー、ジン、日本酒と、北海道は世界でも珍しい“酒のフルラインアップ”を持つ地域になりつつあります。北海道の一次産業や観光にも大きなヒントになります。量ではなく個性で勝つ時代。小さな町でも世界と戦えることを示した好例だと思います。
【北海道ニュース】タクシー乗務員に商工会議所職員 恵庭で副業解禁、7月にも誕生へ 担い手確保の妙手となるか
【要約】
- ・恵庭商工会議所職員が副業でタクシー乗務員に
恵庭商工会議所と富士交通が、乗務員確保に向けた協定を締結。会議所職員が副業としてタクシー運転手を務められるよう就業規則を改正し、7月にも第1号が誕生する見込み。 - ・深刻な人手不足への新たな対応策
全国的にタクシー運転手は減少傾向にあり、富士交通でも乗務員の約8割が65歳以上。恵庭市内では夜間や休日のタクシー不足が課題となっており、担い手確保が急務となっている。 - ・地域課題解決モデルとして注目
副業は夜間や土日祝日を中心に行い、過重労働にならないよう調整する。道内では前例の少ない取り組みで、人手不足解消と地域交通維持の新たなモデルとして注目されている。
【コメント】
人口減少と人手不足が進む中で、「一人一職」という前提そのものを見直す動きは必要ですね。特に地方ではタクシーは単なる移動手段ではなく生活インフラ。副業人材を活用して地域課題を解決する発想は今後広がって欲しいですね。
【北海道ニュース】スルメイカ「ゼロ」に諦め 函館の鮮魚店、飲食店 出漁見送る漁業者も
【要約】
- ・スルメイカ初競り、2年連続で中止
道南のスルメイカ釣り漁は6月1日に解禁されたが、初出漁で漁獲がほぼなく、函館市水産物地方卸売市場の初競りは2年連続で中止となった。 - ・鮮魚店や飲食店に影響拡大
函館市内の鮮魚店や飲食店では、初物を期待していた顧客への対応に追われた。予約注文のキャンセルや代替魚種の販売を余儀なくされるなど、地域の水産関連事業者への影響が広がっている。 - ・不漁予測で厳しい漁期の幕開け
調査ではスルメイカの資源量低下が確認されており、燃料費高騰も重なって出漁を見送る漁業者もいる。漁期序盤は厳しい状況が続く見通しで、関係者は今後の漁獲回復に期待を寄せている。
【コメント】
函館のスルメイカ不漁は、もはや一時的な不漁ではなく構造変化として捉えないといけませんね。函館の食文化や観光を象徴する存在だけに影響は大きいですね。一方で、厚岸のウイスキーや積丹のジンのように、北海道では新たな地域資源も次々と生まれています。水産業も「獲る」だけでなく、養殖や加工、高付加価値化など新しいモデルへの転換が求められていると感じます。函館にとっても大きな岐路ですね。
【北海道ニュース】サーモン養殖、事業化に弾み 岩内港で水揚げ始まる 8月にも陸上施設完成
【要約】
- ・岩内港でサーモン水揚げ開始
岩内町が進めるトラウトサーモン養殖の試験事業で水揚げが始まり、約2700匹を出荷。今後も合わせて約8000匹の出荷を予定しており、事業化に向けた手応えを得ている。 - ・試験事業で課題改善
2022年から実施している養殖試験では、しけによる幼魚の大量死が課題だったが、いけす設置場所の見直しや遠隔給餌システム導入により改善。魚体サイズも平年並み以上を確保した。 - ・事業化へ向け環境整備進む
町は約7.1億円を投じて陸上養殖施設を整備中で、8月完成予定。発眼卵から育成できる体制を整え、コスト削減と安定生産を図りながら、来季の本格事業化を目指している。
【コメント】
サーモン養殖は、北海道の水産業が獲る漁業から育てる漁業へ進化する象徴的な取り組みで期待したいですね。気候変動や資源減少で天然魚に依存するリスクが高まる中、安定供給できる養殖の価値はますます大きくなります。特に岩内は陸上施設まで整備し、種苗から一貫して手掛ける体制を目指しているのが注目点。北海道の新たな輸出産業やブランド魚として育つ可能性を感じます。
【北海道ニュース】耐圧・防水樹脂「ジェラフィン」 海中探査・宇宙にも商機 エスイーシー・シープレックス 機器の電源・電子基板 保護
【要約】
- ・函館発の特殊樹脂「ジェラフィン」
エスイーシー・シープレックスが開発した「ジェラフィン」は、高い耐圧・防水性能を持つ独自素材。電子基板を水深1万メートル相当の圧力から保護でき、光や電波を通す特性も備えている。 - ・海洋分野で用途拡大
2026年秋には、ジェラフィンで保護した耐圧・防水仕様のリチウムイオン電池を発売予定。養殖業向けのカメラやAI機器の電源として活用するほか、海底資源調査への応用も期待されている。 - ・宇宙やインフラ保全にも展開
橋梁や道路の補修用途で売り上げを伸ばしており、今後は短時間で硬化する新製品も開発。さらに人工衛星や再利用型ロケットの電子基板保護など、宇宙分野での活用にも期待が高まっている。
【コメント】
こういう技術を見ると、北海道の可能性は一次産業だけではないと感じますね。函館発の素材技術が、海中探査からインフラ保全、さらには宇宙分野まで応用されようとしている。しかも出発点が観測ブイの課題解決というのが面白い。まだまだこれからだとは思いますが、ラピダスや宇宙産業だけでなく、こうしたディープテック企業が育つことも北海道の未来にとって重要だと思います。
【北海道ニュース】旭川のオープンファクトリー 家具産地発信の原動力に 食や木材、観光もPR
【要約】
- ・オープンファクトリーが地域の魅力発信に貢献
旭川市では家具メーカーや木材会社が連携し、製造現場を公開するオープンファクトリーを展開。家具産地としての技術やものづくりの魅力を国内外に発信している。 - ・家具を起点に地域資源と連携
カンディハウスやササキ工芸など20社以上が参加し、木材の価値や職人技を紹介。家具だけでなく、食や農業、観光など旭川の幅広い魅力への関心喚起につなげている。 - ・デザインウィークが地域活性化の核に
「あさひかわデザインウィーク」は家具産業を軸に発展し、2025年は8万人超が来場。2026年も食品販売会やワークショップなどを開催し、地域資源を結び付けながら旭川ブランドの向上を目指している。
【コメント】
オープンファクトリーは単なる工場見学ではなく、ものづくりの背景や職人、木材、食、暮らしまで体験してもらう仕組みで他地域でも成功事例が生まれてます。今の時代は製品だけでは差別化できず、ストーリーや文化が重要になります。生産者さんたちのコミニティづくりも重要な要素です。
今週は以上です!
気になったニュースはえぞ財団Facebookグループ「団員秘密基地」のスレッドでコメントをお願いします!団員の皆さんでニュースを斬りながら、一緒に行動につなげていきましょう。
👇富山浩樹のプロフィールはこちら
https://note.com/tomiyama_hiroki/n/n12dbe768b946
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- 会員限定の交流イベントの参加
- 全講座の参加権利(2名参加可能)
- 講座アーカイブ視聴(社内利用可)
※懇親会のみ実費
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