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『大樹で27年度ロケット試射 ISCとスペースコタンが基本合意 』ほか【ピックアップTommy6月23日号】
えぞ財団
2025年6月23日
こんにちは!えぞ財団発起人の富山です。 先週は2回目の大阪万博に行ってきました。すごい人でした。パビリオンはどこも一杯でちゃんと見れたのは少しだけですが、それでも歩いてるだけでワクワクします。投資額を聞いても開発などですでに経済効果は十分に回収してるらしいです。街の再開発含めて大阪は本当に活気にあふれています。札幌のオリンピックもそうですがこういうものは目先で様々にディスる人たちがいますが、やはりこうやって獲得して投資していかないと都市の発展はないなと感じてきました。 それではどうぞ!
目次
- 【北海道ニュース】ラピダス城下町、出店続々 千歳にドンキ、きょう2店目 コンビニやモールも 人口流入で商機
- 【北海道ニュース】苫小牧沖CCS試掘事業者、石油資源開発を選定 経産省 全国初の特定区域
- 【北海道ニュース】「琴似戦争」変わる舞台 ランドマーク「5588KOTONI」建物取り壊しへ 札幌・西区 半世紀の歴史に幕
- 【北海道ニュース】大樹で27年度ロケット試射 ISCとスペースコタンが基本合意
- 【北海道ニュース】全国コメ価格、3週連続下落 道内ブレンド米は5キロ2950~3480円
- 【北海道ニュース】札幌ドーム、黒字4300万円 3月期決算 市が示した目標上回る 大規模イベント開催増で
- 【北海道ニュース】eスポーツ世界大会 26、27年も札幌開催 複数年連続は初
- 【北海道ニュース】「もう北海道しかない」猛暑でプロスポーツ界がキャンプ地シフト セレッソも2026年以降東川に移転
- 【北海道ニュース】レバンガ新オーナー、新アリーナ「札幌駅周辺を第一候補に」
- 【北海道ニュース】札証、ESG債市場 今秋にも開設 海外取引所と連携も 評価・格付け、上場要件に
- 【北海道ニュース】サツドラHD63%増益 前期最終、化粧品販売が好調
【北海道ニュース】ラピダス城下町、出店続々 千歳にドンキ、きょう2店目 コンビニやモールも 人口流入で商機
【要約】
・新店舗開店: ディスカウント店「ドン・キホーテ」が千歳市に2店舗目をオープンし、2024年には大型商業施設も開業予定です。
・人口流入: ラピダスの半導体工場稼働により、関連産業の従業員が増加し、宿泊施設の整備も進行中です。
・商機拡大: 市内のコンビニやスーパーが増え、特に「ダイイチ」の売上が前年同期比で21%増加するなど、流通業にとって大きな商機となっています。
【コメント】
ラピダスによる千歳の変貌が加速中。企業誘致や商業施設の集積だけでなく、住環境や教育インフラ、多言語対応の行政サービスなど「外国人エンジニアも安心して暮らせるまちづくり」が鍵です。短期的な賑わいに終わらない持続可能な都市モデルが描けるか注目です。
【北海道ニュース】苫小牧沖CCS試掘事業者、石油資源開発を選定 経産省 全国初の特定区域
【要約】
・特定区域:苫小牧沖約96平方キロメートルが、全国初のCCS試掘区域として指定されました。年内に試掘が始まる予定です。
・事業者選定:経産省は、石油資源開発(東京)を試掘事業者として選定。出光興産や北海道電力と連携し、調査を進めています。
・コスト課題:CCS技術の実用化には多額の初期投資が必要で、数千億円かかるとの試算があります。政府は中長期的な資金支援を行う方針です。
【コメント】
CCSとは二酸化炭素を回収して地中に貯留する技術との事。苫小牧は石狩までのベルトラインやこのようなGX投資など非常に多くの案件が集中してきてますね。実証事業から実用化、さらに次世代エネルギー拠点としての展開に期待したいですね。
【北海道ニュース】「琴似戦争」変わる舞台 ランドマーク「5588KOTONI」建物取り壊しへ 札幌・西区 半世紀の歴史に幕
【要約】
・閉店情報:JR琴似駅前の「5588KOTONI」は6月30日に閉店予定。老朽化が理由で、運営会社は建物を取り壊す方針です。
・テナントの変遷:この施設は1976年に「イトーヨーカドー琴似店」として開業し、様々な名称やテナントを経て、現在の形になりました。最盛期には29のテナントが入居していました。
・地域住民の反応:閉店を聞いた住民たちは、思い出の場所がなくなることに対して悲しみを表明。特に友人との待ち合わせ場所として利用していた人々からは、さみしいとの声が寄せられています。
【コメント】
半世紀にわたり「待ち合わせはゴーゴーで」が合言葉だった施設が幕を閉じます。地元の人にとっては思い出深く寂しいと思います。サツドラも出店していましたがこれで閉店する事になります。
【北海道ニュース】大樹で27年度ロケット試射 ISCとスペースコタンが基本合意
【要約】
・打ち上げ計画: ISCは2027年度中に、全長約22メートル、重さ約26トンのロケットを北海道スペースポート(HOSPO)から打ち上げる予定です。
・基本合意: ISCとスペースコタンがロケット発射場の開発と利用に関する基本合意書を締結し、宇宙産業の発展に寄与することを目指しています。
・エンジン開発: ISCはハイブリッドエンジンの実用化を目指し、複数のエンジンを開発中で、詳細な仕様は2025年度中に決定する方針です。
【コメント】
インターステラテクノロジズに始まり、台湾系「jtSPACE」なども今夏に打ち上げが決まっており、今回のISCと日本では独り勝ちのように十勝スペースコタンに集中してきてますね。日本どころかアジアでも独り勝ちの宇宙港になるのが現実味を帯びてきました。
【北海道ニュース】全国コメ価格、3週連続下落 道内ブレンド米は5キロ2950~3480円
【要約】
・価格動向:コメ5キロ当たりの平均価格は4176円で、前週より48円(1.1%)安くなりました。銘柄米は上昇したものの、ブレンド米の値下がりが影響しています。
・販売状況:随意契約による備蓄米が販売され、全体の平均販売価格も3096円と割安です。ブレンド米の販売割合は44%に上昇しました。
・市場影響:小泉農水相は、米価全体に影響が出始めたと評価していますが、前年同期比ではなお2007円(92.5%)高い状況です。
【コメント】
元々、全国でもトップクラスで価格が安かった北海道なので、全国ほどは下落率も低いですね。
【北海道ニュース】札幌ドーム、黒字4300万円 3月期決算 市が示した目標上回る 大規模イベント開催増で
【要約】
・経済状況: 札幌市の第三セクターが運営する札幌ドームは、純損益が見通しを上回る結果となり、市の目標もクリアしました。
・イベント増加: 大規模イベントの開催が増えたことで、収益が向上し、経営改善の兆しが見えています。
・社長交代: 山川広行社長に代わり、JTB出身の阿部晃士氏が新社長に就任予定です。
【コメント】
日ハム移転後、イベント戦略が功を奏しての黒字転換。ただ、根本的な構造改革は未達成のままです。新たな経営体制で市民利用や地域活性化につながる持続的な施設運営ができるか、次のステージが問われています。
【北海道ニュース】eスポーツ世界大会 26、27年も札幌開催 複数年連続は初
【要約】
・大会概要:eスポーツの世界大会「ALGSチャンピオンシップ」が、2026年と27年に札幌の大和ハウスプレミストドームで開催される予定です。
・経済効果:大会期間中の市内経済効果は13億円以上と試算され、観光や飲食業にプラスの影響を与えています。
・視聴者数:今年の大会では、約3万3千人が来場し、YouTubeのライブ配信は合計で約700万回視聴されました。
【コメント】
これは期待の新たなビックコンテンツになってきましたね。上記のドームの経営にもポジティブに寄与しそうです。オンラインも含めて今までとは違う客層が交流人口になっているので、ここをどう膨らましていくかですね。
【北海道ニュース】「もう北海道しかない」猛暑でプロスポーツ界がキャンプ地シフト セレッソも2026年以降東川に移転
【要約】
・キャンプ地の選定:セレッソ大阪が2026年以降、東川町でキャンプを行うことが決定。西武ライオンズも美唄市で合宿予定。
・経済効果:キャンプ誘致に成功すれば、数億円規模の経済効果が期待され、地域活性化に寄与する可能性があります。
・気候変動の影響:本州以南での猛暑が増加しているため、北海道が「運動場所」として注目されており、特に夏季の部活動に適した環境とされています。
【コメント】
「避暑」を強みに夏のスポーツ合宿拠点として北海道が注目されてますが、これはチームが集まってこれば来るほど練習試合が組めやすくなるので、決まれば決まるほど集中してきます。コンサドーレ、グループ会社「まちのミライ」も動いていて自治体の注目も集まってきましたのでかなり盛り上がっていきそうです。
【北海道ニュース】レバンガ新オーナー、新アリーナ「札幌駅周辺を第一候補に」
【要約】
・新アリーナ計画: 小川嶺オーナーは、札幌駅近くに1万人以上収容可能なアリーナを建設したいと発表。事業費は1千億円超を想定。
・地域経済への影響: 新アリーナの建設は地元企業との連携を促進し、経済活性化に寄与する見込み。小川氏は地元企業からの出資も検討中。
・実現時期: アリーナの完成は10年以内を目指しており、具体的な候補地についても対話が進行中。市は新月寒体育館の整備も視野に入れている。
【コメント】
ちょうどこの記事の翌日に小川さんにお会いしたら、こんなに大きく取り上げられると思ってなかった💦とびっくりしてました。それだけ地域にとってスポーツは注目の的。候補地の選定は市や周辺住民のコンセンサスなど様々な調整が必要なので難易度は高いですが、すでにリーグで5位の集客力のレバンガが都市型アリーナが実現できれば街への貢献はすごいものになりますね。
【北海道ニュース】札証、ESG債市場 今秋にも開設 海外取引所と連携も 評価・格付け、上場要件に
【要約】
・市場開設: 2025年秋に「北海道ESGプロボンドマーケット」を開設予定。国内初のESG債専用市場で、事業債や地方債などが上場されます。
・国際連携: 海外の証券取引所(例:ルクセンブルク)と連携し、海外投資家への情報発信を強化。GX関連産業への投資を促進します。
・評価基準: 上場にはESG評価機関による評価や格付けが必要。これにより、グリーンウォッシュの回避をアピールし、信頼性を高めます。
【コメント】
地方取引所がテーマ型専門市場を立ち上げるのは全国初との事。逆にこのように尖っていかなければ存在価値がなくなってしまう恐れがあります。資金だけでなく“ESG の目利き”を地域に蓄積できれば意義は大きいのでは。ラピダスのような次世代産業から、中小企業の省エネ改修まで、道内プロジェクトが直接マーケットにアクセスできる環境が整えばいいと感じます。
【北海道ニュース】サツドラHD63%増益 前期最終、化粧品販売が好調
【要約】
・増益:2025年5月期の純利益は前期比63%増の7億6700万円。化粧品販売の好調が寄与。
・新中期計画:営業利益率を最終年度に2.5%に引き上げる目標。売上高は25年5月期比6%増の1060億円を設定。
・配当計画:26年5月期の年間配当は前期比2円増の12円を計画。株主還元方針も導入。
【コメント】
決算と新中期経営計画を発表しました。売上は大台の1000億と過去最高益を達成しましたが、業界水準からはほど遠いままです。
新中計のテーマは「地域で稼ぐ体制づくり」。次の3年は既存事業の磨き上げと事業ポートフォリオ変革の道筋が作れるかの勝負となります。
ビジョン「地域コネクティドビジネス」で掲げる唯一無二の地域プラットフォーマーに向けて頑張ります!
今週は以上です!
気になったニュースはえぞ財団Facebookグループ「団員秘密基地」のスレッドでコメントをお願いします!団員の皆さんでニュースを斬りながら、一緒に行動につなげていきましょう。
👇富山浩樹のプロフィールはこちら
https://note.com/tomiyama_hiroki/n/n12dbe768b946
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