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『岩本氏、三つどもえ制す 全国的に躍進の国民民主、参政と激戦 参院選北海道選挙区』ほか【ピックアップTommy7月21日号】
えぞ財団
2025年7月21日
こんにちは!えぞ財団発起人の富山です。 暑い日が続きますね😩 札幌大通りではビアガーデンも始まり夏本番という感じです。そして運命の参院選が終わりました。この後政局や経済はどうなっていくのでしょうか。 それではどうぞ!
目次
- 【全国ニュース】自民・公明、過半数割れ 首相は続投表明 国民と参政大幅増、立憲伸び悩む
- 【北海道ニュース】岩本氏、三つどもえ制す 全国的に躍進の国民民主、参政と激戦 参院選北海道選挙区
- 【北海道ニュース】大樹宇宙港 飛躍へ一步 海外需要獲得に弾み 台湾ロケット国内初発射
- 【北海道ニュース】Fビレッジ、累計来場者1000万人突破
- 【北海道ニュース】陸上養殖アワビを特産に 福島町、4年で3割増産 ふるさと納税、返礼品採用 生産設備拡大も視野
- 【北海道ニュース】新千歳―中国・成都線10月再開 四川航空が週3往復 コロナ禍で20年3月休止
- 【北海道ニュース】超百貨店120年の転機 地域再生(下)金融出身者の知見生かす 北海道の藤丸 クラファンで資金調達
- 【北海道ニュース】知床の世界遺産登録、17日で20年 多様な自然環境、後世に
- 【北海道ニュース】北海道にゆかりがある起業家ネットワーク“EO Hokkaido”総会―「我々が成長することによって世界を前進させる場所」
【全国ニュース】自民・公明、過半数割れ 首相は続投表明 国民と参政大幅増、立憲伸び悩む
【要約】
- ・自公で過半数割れ、首相は続投へ
自民・公明は大幅に議席を減らし、非改選を含めても参院で過半数を割り込むのが確実に。石破首相は続投の意向を示したが、政権不安定化は避けられず、党内で退陣論も強まる見通し。 - ・.野党の動向:立憲伸び悩み、国民・参政が躍進
立憲民主党は野党第1党を維持も大幅増はならず。国民民主党は目標を上回る16議席以上を獲得、参政党も改選1から2桁に増やし、SNS戦略が奏功。 - ・その他の党の結果
維新は現状維持、共産は議席減、れいわは議席増。保守党は2議席、チームみらいは1議席を獲得。社民党とNHK党も議席獲得の可能性あり。
【北海道ニュース】岩本氏、三つどもえ制す 全国的に躍進の国民民主、参政と激戦 参院選北海道選挙区
【要約】
- ・北海道選挙区は三つどもえの大激戦
参院選北海道区(定数3)で、自民党が2議席を確保。高橋はるみ氏、勝部賢志氏に加え、自民・岩本剛人氏が辛うじて当選し、国民民主や参政党などとの激しい争いを制しました。 - ・自民の戦略勝利と野党の奮闘
自民は岩本氏に集中支援を展開し、最後の1議席を死守。全国的に躍進する国民民主・参政党との三つどもえの状況でしたが、自民の戦略が奏功しました。 - ・選挙区最多3名の厳しい選挙状況
定数3に対し、自民・立憲・国民・参政党の候補らが激しく競り合う中での当選で、北海道区の選挙戦の苛烈さを象徴する結果となりました。
【コメント】
下馬評どおり自公が過半数を割りましたね。物価高騰の中で実質賃金が上がらない経済に対してなんら納得する対策がうたれない、政治と金の問題も解決されないという怒りが現れたのでしょう。北海道においては激戦が伝えられていた最後の議席をギリギリ自民党の岩本さんが制しました。先の衆議院選挙と合わせて自民党国会議員が弱体化している北海道ですが、2議席をなんとか確保した状況です。国政も不安定な中ですが、半導体、原発などのエネルギー、新幹線、農業、宇宙など国策と繋がるのことの多い案件が目白押しなのでここはしっかりと進む政治力が欲しいですね。
【北海道ニュース】大樹宇宙港 飛躍へ一歩 海外需要獲得に弾み 台湾ロケット国内初発射
【要約】
- ・jtSPACEが北海道でロケット打ち上げ
台湾の宇宙企業tiSPACEの日本法人が、2025年7月に大樹町のHOSPOから観測ロケットを打ち上げ。日本で初めての海外企業による発射となりました。 - ・飛行は一部成功、目標には届かず
ロケットは高度約4kmに達し、分離や点火は成功。ただし飛行中に異常が見られ、安全のため途中で飛行を停止。宇宙空間(100km)には到達せず。 - ・安全に着地、今後に期待
ロケットは立入禁止区域内に落下し、被害なし。HOSPOの商業宇宙港としての実績を高め、今後の打ち上げにも弾みをつける結果となりました。
【コメント】
大樹町ロケットのニュースが続きます。台湾発・jtSPACEによるロケット打ち上げは、日本初の“海外発射”という歴史的な一歩。大樹が「東アジアの宇宙港」になる未来が近づいてきました。まだ宇宙には届かなくても、HOSPOのポテンシャルを海外にも見せた意義は大きい。
【北海道ニュース】Fビレッジ、累計来場者1000万人突破
【要約】
- ・Fビレッジの累計来場者1000万人突破
北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」を中心とするFビレッジは、開業から約2年で累計来場者数が1000万人を超えました。 - ・集客ペースの加速とイベント多彩
開業467日で500万人、さらに387日で1000万人に達し、集客ペースが加速。パンのフェスや花火大会など多彩なイベントも集客に寄与しています。 - ・来場促進キャンペーン実施中
1000万人達成記念として、7月25日まで試合のない日限定で温浴施設のチケットを1000円引きにするキャンペーンを実施しています。
【コメント】
開業2年で1000万人という圧倒的な集客力。エスコンフィールドの魅力が、「試合のない日でも行きたいスポット」として定着している証拠ですね。すごいですね。次は交通アクセス改善や新たな商業展開が課題です。北広島全体を巻き込んだ再開発の次のフェーズが期待されます。
【北海道ニュース】陸上養殖アワビを特産に 福島町、4年で3割増産 ふるさと納税、返礼品採用 生産設備拡大も視野
【要約】
- ・福島町の陸上養殖アワビが3割増産
2024年度の生産量は約2万個で、2020年度の約1万5000個から約3割増加。天候に左右されず安定した出荷が可能で、町の新たな特産品に成長中です。 - ・地域での活用と販路拡大
飲食店では養殖アワビを使ったメニューが人気で、道の駅でも購入可能。ふるさと納税の返礼品にも採用され、地域活性化に貢献しています。 - ・今後の課題と展望
安定供給が課題で、生産設備の拡大や民間企業への事業移管も検討中。民間化が進めば地域の新たな産業として期待されています。
【コメント】
天候に左右されず安定供給できる陸上養殖は、気候変動時代のローカル戦略として注目ですが、経済合理性を成り立たせるまでのハードルもあります。地域ブランド化と販路設計が両輪になれば、次の地域一次産業モデルになる可能性も。
【北海道ニュース】新千歳―中国・成都線10月再開 四川航空が週3往復 コロナ禍で20年3月休止
【要約】
- ・新千歳―中国・成都線が10月26日に再開
四川航空は、2020年3月に新型コロナウイルスの影響で運休した新千歳空港と中国・成都を結ぶ定期便を、2025年10月26日から再開すると発表しました。 - ・週3往復の運航スケジュール
再開後は毎週水曜日、金曜日、日曜日の週3往復で運航され、運航期間は2026年3月28日までの予定です。 - ・観光・ビジネス需要の回復に期待
新型コロナ禍での運休からの再開により、観光やビジネス需要の回復が期待され、新千歳空港の国際線の活性化が進むと見られています。
【コメント】
ポスト‑コロナで空白だった西中国ルートが復活。成都は内陸部 9,000 万人市場の玄関口で、半導体・EV などハイテク企業も多い。観光だけでなく半導体など先端産業のビジネス交流も期待したいですね。
【北海道ニュース】超百貨店120年の転機 地域再生(下)金融出身者の知見生かす 北海道の藤丸 クラファンで資金調達
【要約】
- ・帯広の藤丸百貨店、金融知見とクラウドファンディングで再建へ
2023年に閉店した道東唯一の百貨店「藤丸」は、金融出身の起業家・米田健史氏が支援を引き受け、資金調達や地権者交渉を主導。藤丸の事業は新会社に承継され、仮設商業施設「藤丸パーク」もオープンしました。 - ・再建の鍵は多様な資金調達手段の活用
- 藤丸パークの建設費は、クラウドファンディングや企業協賛で約3億円を集めてまかない、大企業(CCC)からの支援も得られました。地方百貨店再生において、広く資金を募る仕組みが重要になっています。
- ・地方百貨店に求められる“自走力”
岩手のカワトクはクラファンで成功、一方で栃木の百貨店は目標未達で改修計画を断念。資金調達だけでなく、売り場やブランドの見直しといった自走戦略の構築が、再生の成否を分けると指摘されています。
【コメント】
資金集めを「地元の共感づくり」に昇華した好事例。クラウドファンディング3億円、大企業連携、仮設施設「藤丸パーク」オープンハウスを巻き込んできたのも米田さんの気概ですね。──スピードとストーリーが素晴らしいですね。
【北海道ニュース】知床の世界遺産登録、17日で20年 多様な自然環境、後世に
【要約】
- ・知床の世界自然遺産登録から20年
2005年にユネスコ世界自然遺産に登録された知床(北海道斜里町・羅臼町)が、2025年7月17日で登録20周年を迎えた。登録面積は海域を含め約7万1,100ヘクタール。 - ・豊かな生態系と多様な希少生物
流氷が運ぶ栄養による海と陸の生態系のつながりや、シマフクロウやオジロワシなど希少生物の多様性が高く評価された。 - ・環境変化への対応と未来への期待
登録当時の斜里町長・午来氏は、地球温暖化など環境変化の課題に対し「人間の知恵で守ってほしい」と述べた。
【コメント】
知床が抱える保護と観光のジレンマは、世界自然遺産共通の課題。20周年を機に「保護を通じた観光」という新たな価値創出モデルを模索してほしい。海外の事例も参考に、冬季のエコツーリズムなど新たな挑戦に期待したいですね。いずれにしても日本一世界自然遺産を持っている北海道ですのでこのグローバルに通じる武器をさらに活かしていきたいですね。
【北海道ニュース】北海道にゆかりがある起業家ネットワーク“EO Hokkaido”総会―「我々が成長することによって世界を前進させる場所」
【要約】
- ・EO Hokkaidoが年次総会を開催
北海道にゆかりのある起業家ネットワーク「EO Hokkaido」が2025年7月15日に札幌で年次総会を行い、今期の活動方針を発表しました。 - ・目標は北海道の産業と暮らしの質を世界トップに
EO Hokkaidoは、起業家の力を結集して北海道の産業と暮らしの質をグローバルナンバー1にすることを目指しています。 - ・成長を通じて世界を前進させる場に
第4期会長の岡田吉伸氏は、「EOは成長の場」であり、「我々が成長することで世界を前進させる場所」と述べ、新たな起業家育成にも注力していく意向を示しました。
【コメント】
立ち上げから3期が終わり、今年から4期目を迎えるEO Hokkaidoですがメンバーが100名を超えて北海道でも中心的な経営者団体の一つになったと思います。昨年はEOのグローバルでもその成長と質が認められてNo.1のアワードをいただきました。EO Hokkaidoの特徴は起業家、継承者、道内、道外と多様なメンバーが集まっているところです。また個人と会社の成長を目指すだけでなく、北海道の成長にもコミットしているところが組織のエンゲージメントの高さにつながっていると感じます。まだまだ成長していきます。興味のある経営者はぜひお問い合わせください!
今週は以上です!
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👇富山浩樹のプロフィールはこちら
https://note.com/tomiyama_hiroki/n/n12dbe768b946
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- 全講座の参加権利(2名参加可能)
- 講座アーカイブ視聴(社内利用可)
※懇親会のみ実費
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