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『北海道庁赤れんが庁舎、リニューアルオープン 道都の歴史や文化発信』ほか【ピックアップTommy7月28日号】
えぞ財団
2025年7月28日
こんにちは!えぞ財団発起人の富山です。 先週はすごい暑さでしたねー😰。北海道もこれから毎年こんな暑さになるんでしょうか😅。ほんと温暖化ですね。参院選の余波、トランプ関税とまだまだ政治・経済は落ち着かないですね。秋に向けてどうなるか。 それではどうぞ!
目次
- 【北海道ニュース】北海道庁赤れんが庁舎、リニューアルオープン 道都の歴史や文化発信
- 【北海道ニュース】札幌は今季最高35.7度 北海道内26地点で猛暑日、帯広は初の4日連続
- 【北海道ニュース】帯広、過去最高タイ38.8度 十勝管内13地点で猛暑日 部活に冷房付きテントも
- 【北海道ニュース】オホーツク6地点で史上最高気温更新 高齢者に声かけ、商店は陳列棚移動…酷暑耐える
- 【北海道ニュース】猛暑が追い風 札幌のビアガーデン活況 「突発的な予約なしの客」倍増
- 【北海道ニュース】「飛鳥3」が初寄港 函館・小樽 観光消費誘う 国内富裕層に的、魅力磨く 体験型ツアーや施設整備
- 【北海道ニュース】道輸出29%減328億円 6月、車部品はマイナスに
- 【北海道ニュース】札証にプロ向け新興市場 年内にも 開示や内部管理支援
- 【北海道ニュース】6月の新千歳 国際線は前年比19.9%増 韓国線や中国線好調
- 【北海道ニュース】北海道にMICE誘致へ 国交省や函館市など、開催増へ意見交換
- 【北海道ニュース】レバンガ新アリーナ「苗穂工場跡が有力」 JR社長、オーナー発言明かすも対応言及せず
- 【記事コラム】札幌・北海道スタートアップ地図2025 〜4年分のトレンド分析も!〜
【北海道ニュース】北海道庁赤れんが庁舎、リニューアルオープン 道都の歴史や文化発信
【要約】
- • 「令和の大改修」完了し公開再開
北海道庁赤れんが庁舎(札幌市中央区)が7月25日にリニューアルオープン。2019年からの休館を経て、耐震工事や内装改修を実施。
- • 文化・観光の中核施設へ
最新技術を使った北方領土やアイヌ文化の展示、レストラン・カフェの新設、バリアフリー設備も整備。北海道新聞社が代表の「北海道赤れんが未来機構」が運営。
- • 179市町村の魅力を発信
各地の特産品や工芸品の紹介コーナーも設置。来館者からは他地域への関心の声も。
【コメント】
北海道庁赤れんが庁舎が「令和の大改修」を終えて再オープンしました。私も見てきましたが感動しました。アイヌ文化や北方領土に関する展示、バリアフリー設備も充実。179市町村の情報発信拠点としての機能も高まりました。重要文化財の保護と民間の力も使いながら活用を目指した作りは素晴らしい事例になってると感じます。今後は観光資源としてだけでなく、地域間のつながりを生む交流施設として役割を発揮することに期待したいです。間違いなく札幌で必ずいく場所になったと思います。
【北海道ニュース】札幌は今季最高35.7度 北海道内26地点で猛暑日、帯広は初の4日連続
【要約】
- ・札幌で今季最高35.7度、観測史上3度目の2日連続猛暑日
7月25日、札幌市中央区は今季最高の35.7度を記録。1876年の観測開始以来、2日続けて猛暑日(35度以上)はわずか3回目。道内で熱中症疑いにより50人以上が搬送。 - ・学校・鉄道・農業にも影響広がる
札幌市内の小学校では水筒・携帯扇風機などで暑さ対策。道内の学校6校が臨時休校、79校が下校時間を繰り上げ。JR北海道はレール高温の影響で列車18本が運休・部分運休し、約600人に影響。 - ・今後の見通し
26日は雨で一時的に気温が下がるが、27日以降は再び高温予想。気象台は引き続き熱中症対策を呼びかけ。
【北海道ニュース】帯広、過去最高タイ38.8度 十勝管内13地点で猛暑日 部活に冷房付きテントも
【要約】
- ・帯広市で38.8度、2019年と並ぶ観測史上最高
7月24日、帯広市は午後3時15分に38.8度を記録し、2019年の過去最高と並んだ。十勝管内の19観測地点中13地点が猛暑日(35度以上)となった。 - ・自治体も独自対策を実施
本別町では高齢者・障害者宅を訪問し、塩分タブレットやパンフレットを配布。鹿追町ではクーリングシェルターに3日間で57人が避難。ごみ収集は暑さを避け翌日に延期。 - ・引き続き猛暑予想、熱中症への警戒必要
7月25日も帯広は35度の予報。各地で厳しい暑さが継続すると見られ、引き続き警戒が呼びかけられている。
【北海道ニュース】オホーツク6地点で史上最高気温更新 高齢者に声かけ、商店は陳列棚移動…酷暑耐える
【要約】
- ・北見市で39度、6地点が過去最高を更新
7月24日、オホーツク管内は厳しい暑さに見舞われ、北見市で39.0度、津別町で38.4度など6地点で観測史上最高気温を記録。4日連続で猛暑日となり、「熱中症警戒アラート」も4日連続で発令された。 - ・高齢者への見守り活動を強化
北見市内では、民生・児童委員が一人暮らしの高齢者宅を訪問。塩あめを渡し、体調確認や水分補給の促しを行った。主任児童委員の小林忍さんは「会話や顔色で異変を察知している」と語った。 - ・商業施設・飲食店も独自の暑さ対策
美幌町の市場では、商品を日差しから避けて店舗奥に陳列棚を移動。佐呂間町のカフェでは洗車機を使ったミストシャワーをテラス席に噴霧するなど、工夫が凝らされた。
【コメント】
帯広やオホーツクでは史上初の40度越えになる可能性も報じられてましたが、そこに近い気温になりましたね。いずれにしても本当に暑かったですね😱
各所で色々な影響が出ましたね。私は釧路に行ってたのですが、帰りの便がこの暑さによりエアコンの不具合が生じて欠航になってしまいました。他にも線路が暑さの影響を受けて遅延するなど様々出ましたね。全国的にも避暑地じゃないとか報じられましたが、それでも同じ気温でも関東・本州の方が不快なのは確かなのでそれよりはマシで心地良い北海道をアピールしたいですね。
【北海道ニュース】猛暑が追い風 札幌のビアガーデン活況 「突発的な予約なしの客」倍増
【要約】
- ・予約なしの来客が倍増
ノルベサのビアガーデンでは、予約客数は前年と同程度ながら、予約なしの来店が約2倍に増加。暑さにより「今すぐ行きたい」となる突発的なニーズが増えていると分析されている。 - ・音楽イベントとのコラボも集客要因に
ノルベサでは「ライジングサン・ロックフェスティバル」とのコラボで、音楽と飲食を同時に楽しめる工夫も集客を後押し。 - ・ビール需要は気温と連動
民間調査によると、気温が35度のとき、約80%の人が「ビールを飲みたくなる」と回答。札幌では7月24日までに30度超えが21日あり、前年より11日多い。
【コメント】
暑いと売れるというのは定説で、ビアガーデンも好調との事ですがこれだけ暑いとそうとも限らないところもあります。昼間は外に出ないという行動にもなるのでサツドラでも夏物は売れてますが昼間は客数が減るという現象になってます。シーズン締めてみて経済効果がどうなるかが気になりますね。
【北海道ニュース】「飛鳥3」が初寄港 函館・小樽 観光消費誘う 国内富裕層に的、魅力磨く 体験型ツアーや施設整備
【要約】
- ・クルーズ船「飛鳥3」、函館に初寄港
郵船クルーズの新造船「飛鳥3」が函館に初寄港。ターゲットは国内の富裕層で、各地で歓迎セレモニーが行われた。 - ・地元経済への波及効果に期待
函館・小樽では、乗客向けツアーや臨時観光案内所を設置し、地元飲食店や商店街の活性化を狙う。高価格帯の体験型ツアーも企画された。 - ・寄港に向けたインフラ整備進む
函館では2つの大型埠頭を活用し、同時入港にも対応可能。小樽では新たな観光船ターミナル開業や乗り場の増設が進められている。
【コメント】
「飛鳥3」の初寄港は、北海道が富裕層観光を戦略的に育てる好機です。ラグジュアリーツーリズムには“非日常の体験”と“地域文化の深掘り”が欠かせません。各港での体験設計や高価格帯サービスの整備が鍵になりますね。
【北海道ニュース】道輸出29%減328億円 6月、車部品はマイナスに
【要約】
- ・6月の道内輸出は大幅減
函館税関の発表によると、6月の北海道の輸出額は328億円で前年同月比29%減。4カ月ぶりの減少となった。 - ・自動車部品・ホタテが落ち込む
自動車の部分品は9カ月ぶりに7%減少し、特に米国向けが26%減。ホタテなど魚介類もASEAN向けが不振で10%減、11カ月ぶりのマイナス。 - ・ホタテ輸出は米国向けが大幅減
5月のホタテ輸出額は27億円。前年同月比では増加したが、4月比で約4割減。輸出先では米国の割合が1月の51%から5月は19%に減少。
【コメント】
北海道の輸出減少は米中摩擦の影響が色濃く出ました。特に自動車部品とホタテの輸出減が顕著ですが、一時的な現象で終わらせず、輸出先の多角化を進めるチャンスにしたいところ。特にホタテは米国依存から脱却して、東南アジアや欧州、中東へのマーケット開拓を急ぐべきです。地域ブランド戦略や加工品展開も求められます。
【北海道ニュース】札証にプロ向け新興市場 年内にも 開示や内部管理支援
【要約】
- ・札証、スタートアップ向け新市場を年内にも創設へ
札幌証券取引所は、スタートアップ企業向けにプロ投資家向けの新興市場を2025年中にも立ち上げる計画。既存の「アンビシャス市場」に比べ、情報開示や上場要件の負担を軽減することで、起業家支援と上場促進を図る。 - ・情報開示・内部管理支援の仕組み導入へ
新市場では、企業が将来的に本則市場に上場できるよう、情報提供や体制整備などの成長支援を行う。スタートアップの段階から支援することで、札証上場企業数の拡大を目指す。 - ・ESG要素を評価に加える独自制度も検討
他地域のプロ市場(東京・福岡)と差別化するため、ESG(環境・社会・企業統治)の観点を評価制度に盛り込む可能性も検討している。北海道内の事業投資促進も視野に入れる。
【コメント】
差別化で存在意義を作るのが急務と感じられる札証ですので、新たな動きが必要ではありますが、先日も関係者に話を聞いてるとイマイチ魂入らずという印象です。株式会社ではない札証は意思決定の理事会が証券会社各社になっている中で、今スタートアップに対しては消極的という矛盾が生じてます。根本的な組織的な課題を感じます。
【北海道ニュース】6月の新千歳 国際線は前年比19.9%増 韓国線や中国線好調
【要約】
- ・国際線旅客数が大幅増
北海道エアポートによると、2025年6月の新千歳空港の国際線旅客数は前年同月比19.9%増の28万7830人。好調が続いている。 - ・韓国・中国・台湾路線が伸長
韓国線は24.8%増の15万6623人、中国線は36.9%増の2万6895人、台湾線は6.8%増の6万3305人。発着便数も全体で40.9%増の1612便となった。 - ・国内線も微増、路線ごとに差
国内線旅客数は4.0%増の181万2731人。羽田線は7.2%増の87万6325人、伊丹線は15.4%増の12万763人。福岡便や静岡便も好調だったが、羽田便は便数が2.0%減少。
【コメント】
新千歳空港の国際線旅客が順調に回復。特に韓国・中国・台湾路線の伸びが顕著で、コロナ禍前水準に近づきつつあります。さらに、この追い風を地方空港へも波及させるための政策誘導が必要です。道東・道北の空港と連携した広域観光ルートを強化し、インバウンドを北海道全域へ広げる施策が求められます。
【北海道ニュース】北海道にMICE誘致へ 国交省や函館市など、開催増へ意見交換
【要約】
- ・国交省主導で会議開催
国土交通省北海道局は7月24日、省庁連絡会議を開催し、北海道でのMICE(国際会議・展示会など)の誘致強化について関係者が意見を交わした。 - ・地方部での開催に焦点
第9期北海道総合開発計画に基づき、「地方部におけるMICE誘致・開催」が議題に。観光庁によると2023年度の道内MICE開催は札幌が24件、帯広が4件で、他都市は実績が少ないと報告された。 - ・背景に洞爺湖サミットの流れ
この連絡会議は2008年の北海道洞爺湖サミットを契機にスタート。以降、MICEを北海道全域に拡大する取り組みが続けられている。
【コメント】
この数年で私自身も海外のカンファレンスに参加してきましたが、本当にまだまだ札幌・北海道はハードもソフトも受け皿が少ないと感じます。洞爺湖サミットの遺産を“北海道全域のMICE誘致”へ昇華させるには、交通・宿泊・会場のトータルプランニングが必要です。都市圏だけでなく“地方でのMICE開催”がスタンダードになるよう、広域連携とコンテンツ開発が問われます。
【北海道ニュース】レバンガ新アリーナ「苗穂工場跡が有力」 JR社長、オーナー発言明かすも対応言及せず
【要約】
- ・苗穂工場跡が有力候補に
レバンガ北海道の新アリーナ建設地として、札幌市東区のJR北海道・苗穂工場跡地が有力とオーナー小川嶺氏(タイミー代表)がJR側に伝達。23日の会見でJR北海道の綿貫社長が明かした。 - ・JRは具体的検討には至らず
苗穂工場の老朽化を踏まえ、全面移転や改修を検討中だが、費用の見通しが立たず。跡地利用についても「大きな検討はしていない」とし、正式な打診への対応は未定。 - ・利便性重視の立地を希望
小川氏は6月、新アリーナを「札幌駅周辺の利便性が高い場所に建設したい」と明言。3万㎡以上の敷地に1万人以上を収容する施設を想定し、1年以内に建設地を決定する意向。
【コメント】
レバンガ北海道の新アリーナ建設候補地として憶測合戦の記事が続いてますね。その一つで札幌駅周辺の苗穂工場跡地が有力視されています。札幌中心部に近く交通アクセスも良好で、都市再開発の象徴としても理想的とも感じます。ただし、JR側の意向がまだ不透明であり、官民連携による計画推進が求められます。小川新オーナーのスピード感ある決断に行政や地域企業が追随できるか、今後の展開に期待です。
【記事コラム】札幌・北海道スタートアップ地図2025 〜4年分のトレンド分析も!〜
【要約】
- ・札幌・北海道スタートアップ地図2025
スタートアップ地図2025年版が発表され、札幌は41社、道内全体では約59社が対象。スタートアップの定義には「2020年以降に資金調達実績がある企業」が含まれ、大学発の創薬・医療系なども多いことが特色です。 - ・注目スタートアップ3社と近年のEXIT⁄資金調達
ShipMate(国際発送支援)、メカノクロス(高機能素材)、SQUEEZE(北広島へ本社移転)など三社が注目。LIFE CREATEはIPO、ドゥーファは企業売却によってEXIT。2024年7月〜2025年6月で15社がエクイティ調達(うち10社はDeepTech系)しました。 - ・エコシステムは裾野拡大が課題だが前進中
スタートアップ数は2023年以降横ばい傾向。資金調達総額は大型案件が増え、北海道発の宇宙系スタートアップは国内全体の約33%を占めるなど質的拡大は進行中。ただし「裾野(企業数)の拡大」が今後の課題とされています。
【コメント】
毎年恒例の地域VCを運営している大久保さんのスタートアップ地図。いつも網羅的にまとめていただくので非常に重宝してます。ただここ数年は横ばいという事なので一社でも二社でもEXITの実例が出て欲しいですね。
今週は以上です!
気になったニュースはえぞ財団Facebookグループ「団員秘密基地」のスレッドでコメントをお願いします!団員の皆さんでニュースを斬りながら、一緒に行動につなげていきましょう。
👇富山浩樹のプロフィールはこちら
https://note.com/tomiyama_hiroki/n/n12dbe768b946
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